年賀状

知っておきたい年賀状のルール|これで失礼のない新年の挨拶に!

12月にもなると年末ムードが高まってきて、新年に向けて準備しなければならないものも増えてきますよね。年賀状はその中でも大きな仕事のひとつとなっているのではないでしょうか。

 

枚数にもよりますが年末にすることの中でも、かなりの大仕事ですよね。ですがやっぱり貰うと嬉しいものです。

 

そんな年賀状について起源やルール、マナーを調べてみることにしました。意外と知らないことがたくさんあるんですよ!


年賀状はいつどうやって始まった?起源について

年賀状の起源をご存知でしょうか?いつ、どうやってこういった風習ができたのか、ということについて調べてみると、かなり古い風習であることがわかりました。

 

起源はなんと平安時代です。最も古い年賀状といわれているものがあって、それは平安時代に作られた手紙の文例集の中にあるものです。「年始回り」の風習も時を同じくして始まり、この習慣は大正時代までが活発に行われていました。

 

その後江戸時代に入ると年始回りの代わりに書面で新年の挨拶を済ますということも増えました。人との関係性が広まったという理由もありますが、飛脚文化が発達したということも理由のひとつです。

 

名刺受けというものを玄関先に設置して、新年の挨拶を記載した名刺をそこに入れてもらうという文化もあったと言われています。

 

年賀状の起源としては平安時代ですが、一般的に広く使用されるようになったのは江戸時代に入ってからということなんですね。

いつ出すべき?年賀状を出すのはこの期間中に!

新年の挨拶としても大切なものですから、毎年欠かさず書いているという方も多いでしょう。ですが正式にはいつまでに出せば良いものなのでしょうか?

 

「大体年末の早めの時期に出している」という方もいらっしゃると思いますが、正式な出すべき時期を知っておきましょう!

 

 

年賀状を出して良いとされている時期があります。それは12月15日から12月25日までの間で、これは特別扱い期間といわれていて、この期間中に投函されたものは元旦に配達されます。

 

逆に12月14日以前に出してしまうと、普通郵便としての扱いとなってしまい翌日配達になるので注意が必要です。

 

そして出しても良い期間としては松の内の期間中の1月7日までとされています。これを過ぎてしまうと寒中見舞いになってしまうので、新年の挨拶にはふさわしくないんです。

 

ちゃんと出すべき時期が決まっているものなので、この10日間の間に出せるようにしましょう。


マナーの良い正しい書き方とは?

友達に出すなら自由に文面を書けますが、改まる必要がある関係性の方に向けては、書き方も気になるところではないでしょうか。

 

新年の挨拶ですから失礼がないようにマナーの良い文面で出しておきたいものです。

 

年賀状の正しい書き方について復習してみましょう!

 

  1. 新年を祝うことばを書く
  2. 旧年中にお世話になったお礼を書く
  3. 新年のお付き合いと先方の幸福を願う言葉を書く
  4. 年号・月日
  5. 添え書き
  6. 自分の氏名・住所・郵便番号

 

これらを書くのが年賀状の正しい書き方となります。因みに「一月一日」と「元旦」は同じ意味なので、両方を書いてしまわないように注意してください。

 

自然とこの流れで書いている方も多いと思いますが、改めて意識して書くことで正しいマナーで相手に届けることができるでしょう。


年賀状でこれはNG!間違いやすいポイントはコレ!

 

年賀状は正しい書き方をしているつもりでも、実は間違った文面で書いているということも結構見かけるものなんです。

 

間違いやすいポイントとルールについてもいくつかご紹介したいと思います。

 

新年あけましておめでとうございますは間違い!

よく書くことが多い文面ですが間違っています。明けるというのはその期間が終わるということで、新年が終わるという意味になってしまいます。「新年おめでとうございます」「明けましておめでとうございます」このどちらかを使うようにしましょう。

 

目上の方への年賀状の賀詞は四文字で

「賀正」「迎春」は目上の方には失礼にあたります。もちろん「寿」「賀」などの一文字の賀詞も禁物です。目上の方には「謹賀新年」「恭賀新年」などの四文字の賀詞を使うのがルールです。

 

「去年は・・・」という言葉は使わない!

「去」は忌み言葉といわれているもので、縁起の悪い言葉とされるので「昨年」「旧年」という言葉を使いましょう。忌み言葉は他にもありますが、「切」「戻」「死」「衰」「疎」「苦」「終」といった言葉は避けるべきです。


喪中のときはどうする?年賀状を貰ってしまった時は?

 

年賀状で注意したいルールのひとつに「喪中」という期間があります。この場合年末に「喪中欠礼状」というものを出します。

 

喪中欠礼状とは

喪中欠礼状は新年の挨拶を頂けそうな方へ、近親者に年内に不幸があったことをお知らせするという内容のものです。近親者というのは二親等が一般的です。この場合は慣用句のみを使用して書き、個人的なメッセージなどは書かないようにします。

 

喪中に年賀状を頂いたら

年賀状を喪中欠礼状を出していない方から頂いたら、松の内の期間が過ぎてから寒中見舞いとしてお返事を出すと良いでしょう。寒中見舞いには喪中欠礼状を出さなかったお詫びと、不幸があったという旨を記載して出します。

 

故人宛に届いたものについて

これはご家族が返事を書きます。ルールとしては上記の喪中に頂いた場合と同じで良いです。


書き損じに余ったはがき・・・無駄にしないためには?

年賀状を書いていると必ず出てくるのが書き損じのはがきです。最近ではプリントアウトで作る方も多いのでそういったことは少なくなってきているのかもしれません。

 

ですが書き損じや使いきれなかった年賀はがきをそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。

 

 

書き損じてしまったはがきは郵便局で新しいものと交換してもらうことができます。はがきだけではなく切手やレターパックにも交換してもらうことができるんです。

 

交換するための手数料ははがき1枚につき5円かかってしまいますが、捨ててしまうよりは良いですよね。ですが交換してもらえないという場合もあります。それはこういった場合です。

 

  • 去年の年賀状を今年のものに交換する
  • 宛先不明で戻ってきたはがき
  • 現金への払い戻しはできない

 

郵便局に持っていくのが最も一般的な方法ですが、中には懸賞などに使用するという方もいます。相手が受け取るということを重視しない場合、余った年賀はがきを使っても問題ありません。


 

 

 

 

 

 

 

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